トマトソース
トマトソースは、イタリア料理のベースのソースです。
と言うよりマンマの味と言ってもいいでしょう。
イタリア料理自体、素材を活かしたシンプルな料理が身上ですが、トマトは日本で言えば醤油や味噌と同格の食材です。
そのトマトを使ったトマトソースは、その家の味とも言うべきもので、シンプルなソースですが、それだけに微妙な味の違いがトマトソースにはあります。
トマトソースは、別にイタリア料理に限らず、フランス料理やスペイン料理などにも使われますが、西洋料理のカテゴリーの5大ソースとして、ベシャメル(ホワイトソース)、ブイヨンをベースにしたエスパニョール、マヨネーズなどが使われたオランデーズ、骨で出しを取るヴルーテなどとともに上げられます。
トマトソースの基本は簡単で、にんにくとオリーブオイル、ホールトマト、玉ねぎ、塩コショウにバジル、ローリエなどを使って作られます。
オリーブオイルににんにくとローリエの香をうつして、玉ねぎをみじん切りにしたものを炒めて、透明になったら、種を取って潰したトマトホールを一緒にして、好みでバジルや他のスパイスを加えて、煮詰めれば基本となるトマトソースの出来上がりです。
伝統的なイタリアのトマトソースにはフレッシュなバジルは欠かせませんが、以前はなかなか手に入りませんでしたが、最近ではスーパーでも売られていますから、ぜひお使いになってください。
イタリアではトマトソースをサルサ・ポモドーロと呼ばれていますが、トマトの収穫時に一年分のトマトの水煮を作って瓶詰めにして保存します。
これを使うのが普通ですが、フレッシュトマトを使う場合もあります。
トマトソースがあれば、それだけでもパスタやピザのソースとして使えますが、ボローニャソースは、所謂日本で言うミーとソースですが、トマトソースをベースにして作っても美味しいです。
本来はトマトホールを使いますが、トマトソースを使うことで、時間の節約にもなりますし、バジルなどの香も加わって、普通のボローニャと違った味になります。
ラザーニャやペンネなどのパスタに最適なソースに仕上がります。
果肉の多いミニトマトを、トマトソースの仕上げに使うと、フレッシュな味わいのトマトソースになります。
トマトソースには、チーズが欠かせませんが、トマトソースに合うチーズと言えば、パルミジャーノレジャーノで止めをさしますが、茹でたてのパスタにアツアツのトマトソースを載せてパルミジャーノレジャーノをたっぷりかければ言うことはありません。